これまでの日本の医学の歴史において、美容外科は保険医療の枠から外れた分野とされて来たため、大学病院や基幹病院での診療が認められませんでした。
それゆえ、美容外科はすっと街の開業医によって行われてきました。保険外診療においては、美容外科の標榜科化が比較的新しいこと、日本の医療制度では、専門医でなくても看板を掲げて治療が行える点もあり、いろいろな医師によって美容的手術が施されてきました。このことは多くの問題を生み出しています。その反面、一定の実績とノウハウの蓄積も認めなければなりません。
さて、日本には、その歴史的成り立ちや考え方の違いなどから「日本美容外科学会」という同名の団体が2つ存在しています。一つは開業医が中心となって育んできた美容外科技術を提供する事を目的とする日本美容外科学会です。もう一つは日本形成外科学会会員を主体とした、形成外科を派生由来とする日本美容外科学会です。